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第136話

ヘイゼル

ああ、彼があんな風にするとき本当にセクシーで、今回は彼が私にキスするのを待たずに、私から彼の顔を引き寄せ、全力で彼にキスする。きっと唇はあざになるだろうけど、少しも気にしない。

私の興奮を目の当たりにして、彼の触れ方も変わる。優しい愛撫は荒々しい揉み方や肌に食い込む指に変わり、以前の愛撫も愛していたけれど、この荒々しさも同じように愛している。それは私が彼の自制心を失わせていること、彼が私の前で自分を抑えられないことを示している。

約束通り、彼は何時間も休むことなく愛を続けた。私たちは二つの炎のように互いに踊り、揺らめき、高く低く燃え上がり、そよ風の中で触れ合い、渦を巻いてい...