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第425章ビジュアルインパクト

翌朝。

またしても消耗する夜が明け、エヴリンはすっかり疲れ果てていた。疲れているのに、腰の痛みで寝坊もできずに目が覚めてしまったのだ。

(実際のところ、彼はなかなかだったわ)エリックが何か余計なことでも教えて、それでテクニックが上達したのだろうか、と彼女は思った。

以前の彼はいつも無鉄砲だったけれど、少なくとも今回は前戯というものを少しは心得ていた。

それでも、真夜中まで彼が求め続けるのにはさすがに参ってしまった。

そんなことを考えながら、エヴリンは小さな山猫のように気だるげに大きなベッドに横たわり、目を細め、エドワードのキスで少し腫れた唇を舐めていた。

不意に、彼女はがばりと起き上がり、エ...