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第42章

突然、ニコルは雷に打たれたかのように顔色が青ざめた!

カレンも驚いて、全身が凍りついたようだった!

「ママ!どうしたの?!」ニコルは額に冷や汗を浮かべながら、歯を食いしばって尋ねた。「このネックレスを売ったんじゃなかったの?なぜオークションに出てるの?!」

「確かに売ったわ。あり得ないわ!」カレンは混乱して呟いた。

「どうすればいいの?!エドワードが客席にいるのよ。彼が私にくれたプレゼントがオークションにかけられているのを見たら、私のことをどう思うかしら?きっと怒るわ!」ニコルは落胆して、涙ぐみながら言った。

「大丈夫よ!このネックレスが世界に一つだけとは限らないわ。同じようなものがあるかもし...