狼の玉座

第238話

ケイレブの視点

私は大きく微笑み、彼女をベッドの上でヴィンセントと私の間に引き戻す。「僕たちのこと好きなんだ？」と彼女をからかうと、彼女は逃げようとするが、ヴィンセントが邪魔をして逃げられない。彼女は緊張した表情で私たちの間を見比べるが、次に起こることは予想していない。

私はすぐに彼女をベッドに優しく手首で押さえつけ、彼女の上に覆いかぶさる。彼女は顔を赤らめて私を見上げる。

「俺も君を愛してるよ、メイト、未来のルナ」と言って、身を乗り出してキスをする。彼女の心臓が早く鼓動し始めるのが聞こえ、彼女は私の手から手を解放しようとするが、失敗する。

私は彼女の首筋にキスの跡をつけ、胸の中央、引...