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第227話

ダヴィナの視点

キスは強いけれど、いい意味で。最初は本当に驚いたけど、彼の腕の中でリラックスしていく自分に気づく。彼が私をしっかりと抱きしめ、キスを深めていく。私は自分を支えるために両手を彼の首に回す。陶酔させるような温かい波が私を弱くさせる。彼は私の背中に手を這わせ、お尻をつかんで私を引き上げる。私の脚が彼の腰にまたがる。彼はキスを中断し、私の首筋にキスの跡をつけていく。そして、私の背中の下に冷たい草と固い地面を感じる。

彼は顔を上げて私の目を見つめる。彼の体が私の上にあり、私と同じように激しく息をしている。私は包帯を巻いた手を上げて、彼の顔に落ちた髪をどかす。私の目は彼の目から離れない...