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376話

「バートおじさん、忘れないで、私はたった今賞を獲得して1万ドルの賞金をもらったの。お金は問題ないわ」

バートは首を振って言った。「それでもね、できるところで節約することは大切だよ。私たちは普通の人間で、お金を稼ぐのは決して簡単じゃない。団体ツアーに参加しよう」

ミランダは同意して頷いた。「わかったわ、今すぐガイドに連絡するわ」

バートはしばらく躊躇してから尋ねた。「ところでミランダ、ジャクソンは...この旅行に私たちと一緒に来るのかい？」

ミランダは一瞬立ち止まり、耳の後ろに落ちた髪の毛を直した。「おじさんは彼に来てほしいの？」

バートは首を振った。「ミランダ、私は年をとっているかも...