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364話

最後のゲームラウンドで、クロエは最も速いスピードでそのKを手に入れた。

南宮カードンは軽く拳を握りしめた。

「それじゃあ、Jの人を引いて、できるだけ早くゼインのもとを去ってください」クロエはKを振り払い、無礼に言った。

南宮カードンが密かにJを取ったことに気づいたのは、彼だけではなかった!

もちろん、クロエも南宮カードンがJを取ったことを知っていた。

この「王様ゲーム」は最初は問題を解決するためのものだったが、実際には娯楽のためだった。クロエは彼女も南宮カードンも、このゲームを使って相手に一撃を与えたいと思っていることを知っていた!

もしゾーヤが冗談で南宮を止めていなかったら。

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