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1503話

メディアが撮影されたからには、ニュースが広まれば、彼とサラ王女の婚約は当然キャンセルされるだろう!

「フラワーさん、冗談を言っているのでしょう」リビングストンは答えた。「サイモン殿下はそういう性格の方ですが、だからといって高貴なお客様を歓迎しないというわけではありません。前回、サラ王女が婚約した時は、宮殿の人々は皆、殿下の後継問題で忙しく、本当に人手が足りなくて来られなかったので、断りました」

「なるほど」エルサはうなずいた。「私は気にしませんが、宮殿では何も言えません。でもアマンと皇后のために、サラ王女に伝えて代表を送るよう努力します」

「それならば感謝しなければなりませんね、エルサさ...