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1476話

女王はフランクの言葉に応じなかった。彼女はただ目を閉じ、長いため息をついた。「私は人生で皆に尊敬され愛されるとは思っていなかったけれど、年末にこんな美しい光景を迎えるとは」

先祖は何も言わなかった。

「フランク、正直に教えて、ララを救出した人たちは今夜どうやって宮殿に入ったの?」女王は尋ねた。「前回、宮殿の外に通じる地下トンネルを封鎖したんじゃなかったの?」

フランクは一瞬黙った。「陛下、本当に知りたいですか?」

「話して」女王はまたため息をついた。「あなたの口調からすると、また私が原因なのかしら?」

「いいえ、厳密に言えば、私にも大きな責任があります」先祖はまず責任の大部分を引き受...