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1365話

「いいえ、見ていません」とマリアは言った。「ラーラ様、必ずお供します。国家晩餐会では、ラーラ様と一緒に入場します」

「それなら彼らは今どこにいるの?」とラーラは言った。「チャーリー王子の背後にいるのかしら…」

「ラーラ様、私を疑っているのですか?」

「外で話しましょう」

結局のところ、ここは病院だった。帝国宮殿内とはいえ、帝国宮殿病院にはチャーリー王子を弔問に訪れる要人があまりにも多かった!

帝国病院を出ると、夜はさらに暗くなり、夜の10時を過ぎていた。

帝国宮殿には車道があり、華やかな道もあった。

ラーラは車に乗らず、花の小道を歩いていった。おそらく静けさを求めてのことだろう。...