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1303話

「あなたに答えたくないけど、真実を知ったほうがあなたの表情が良くなるかもしれないから、話すことにするわ」チャーリーは突然彼女の手を振り払い、服を整えた。彼はいつも通り優雅で清潔感があった。

チャーリーはビリー王子が残した日記をもう一度振った。「ビリー王子がこの日記にすべてを書いていたからね…」

「いいえ、それはありえない」女王は突然目を大きく見開いた。

「だって、ビリー王子はあなたとあのスペイン人の間に何があったのか知らなかったはずでしょう?」チャーリーは言った。「でも母上、おそらくあなたは知らないでしょうね。実は、あの男が王宮に忍び込んだ後、彼はあなたを探していたわけではなく、ビリー王...