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1258話

フランクはまだ直立していた。「殿下、またしても母上に対して無礼を働くおつもりですか?」

「いいえ」チャーリーは言った。「母が目覚めるのを楽しみにしているんだ。少なくとも、投票会議で私が勝つところを見てほしい」

フランクの表情に、唇の端がゆっくりと持ち上がった。「彼女が最愛の娘を王位につけたいと願っても、国の予算担当者や著名人たちが女王の願いに耳を貸さないところを見てもらいたいものです」

最後に、チャーリーは顔に笑みを浮かべて立ち去った。

フランクは心配そうな表情で両手を強く握りしめた。もちろん、彼は知っていた…

サラの現在の振る舞いを見れば、誰もがチャーリーが王位継承者に選ばれること...