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1214話

大使が入ってきたあと、彼はまずセンチュリーとクロエのところに来た。彼は国の言葉で話した。「申し訳ありません、若奥様。遅れてしまいました」

「姫様、こちらはカーター使者です」とヘンファス議長が言った。

クロエは大使が国の言葉で話すのを聞いて、まるで本当に外国にいるような気分になった。彼女は丁寧に応えた。「こんにちは、カーターさん。お手数をおかけして申し訳ありません。ご迷惑をおかけしました」

「皇后様、お気遣いなく。私が時間通りに来られなかったのです」とカーターは言った。「主な理由は、20分前に空港から連絡を受けたばかりで、できる限り急いでここに来たのです」

それから彼はルーダン語でヘムソ...