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405話

「そんなことを聞く勇気があるのか？」

ジェームズは怒りを込めて言った。「満足したか？お前の望み通りだ！」

そう言うと、彼はローズを抱えて立ち去り、彼女に冷たく決然とした背中を見せた。

ジェシカはその場に呆然と立ち尽くし、数えきれないほどの悲しみと悔しさが胸の内に湧き上がってきた。

しばらくして、チャールズも出てきた。

ジェシカは急いで駆け寄り、「チャールズ、一体何があったの？ローズは彼女は...」

「ケリー氏はこの子供も、この女性も受け入れられないんだ」

チャールズはため息をつき、頭を振りながら言った。「なんという罪だ！」

ジェシカの心は重く沈んだ。喜びも怒りも感じず、ただ頭の...