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159話

ジョン視点:

僕は嫌いなマッキーとトレーニングをしている。俺たちはお互いのバステトへの気持ちを知っている。面白いのは、俺たち二人が同じ理由で彼女を欲しがっていることだ。誤解しないでほしい、俺は彼女を愛している、本当に。でも僕は部外者だ、叔父が彼女の父親だとしても、誰も僕を尊重してくれない。そしてこの業界では、尊敬されないことは危険だ。前回チームと行ったミッションでは、新たに吸血鬼になった連中と一人で地下室で戦わされた。もしバステトがいなかったら、僕は死んでいたか吸血鬼になっていただろう。

「レガシー」たちは僕を仲間として見たことはないし、これからもそうだろう。そして僕の考えでは、...