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87話

私の体全体に安定した暖かさが広がり、幸せな声を漏らしながら、さらにその温もりに身を寄せた。久しぶりに悪夢に悩まされることなく眠れた。とても休まった気分で心地よくて、動きたくなかった。頬は何か固いけれど柔らかいものの上に乗せられ、手はその柔らかさの硬い線をなぞっていた。指がその塊の端に達すると、それを掴んで胸をより近づけ、その温もりにしがみついた。上げた太ももの上の重みが移動し、外側の太ももにきつい握りが食い込み、その力強さに内壁が欲望で締まるのを感じた。この幅広く、たこのついた手はリースのものではないから、これは夢に違いない。楽しむべきセクシーな夢だ。

私は今や彼の筋肉質の太ももの上で腰を前...