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40話

ダニ

部屋に入ると、目の前の光景に完全に驚いた。デイモンに何か言っていたけど、それが何だったか完全に忘れてしまった。部屋中にキャンドルが灯され、床やベッドにはバラの花びらが散りばめられていた。心の中で、これこそ全ての女の子の夢だと思った。初めての時はこうあるべきで、車の後部座席や寮の部屋、最悪な場合は汚いバーなんかじゃない。これが夢そのもの。デイモンは言葉を繰り返した。「準備できたかい、エンジェル?」「はい、デイモン、準備できました」「こっちにおいで、エンジェル」彼はボクサーブリーフだけを身につけて言った。私は彼に近づいた。「僕のために脱いでくれる?」「はい、デイモン」幸い、私たちは処女を奪...