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194話

ダニエル

デイモンがスプレッダーバーに私を拘束して、できるだけ何度もイカせたいと言ったとき、ボディスーツがびしょ濡れになっているのを感じた。彼は私をアウディに乗せるのを手伝い、反対側から乗り込んできた。隣に座ったとき、彼はドレスの中に手を入れて、ガーターベルトに触れたに違いない。「くそっ、ダニエル」「何?」私は問題が何なのか知らないふりをして尋ねた。「一晩中これを隠していたのか?」「隠していたわけじゃないわ」ポールがホテルの前で停車し、デイモンと私はアウディから降りた。デイモンは私の手を掴んでエレベーターへと引っ張った。彼についていくには早足で歩かなければならなかった。エレベーターのドアが閉...