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190話

ダニエル

私たちはアウディに乗ってバッキンガム宮殿へ向かっていました。プライベートツアーのためです。まだ信じられませんでした、プライベートツアーなんて。休暇がこんな風に始まるなら、残りの休暇には何が待っているのだろうと思いました。私たちはバッキンガム宮殿のツアーガイドの一人、ジョージという名前の方と会いました。

「カーター夫妻」彼は私たちに挨拶しました。デイモンは彼と握手して「デイモンとダニエルでいいですよ、ジョージ」と言いました。

「バッキンガム宮殿へようこそ、デイモンとダニエル。始めましょうか？」彼はとても強いアクセントで話しました。彼がもともとどこの出身なのか気になりました、ほとん...