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177話

「何か私に知らせることがあるの？」

「リビングに座って話そうか」

「わかった」

私たちはリビングに歩いて行き、私は座る前にスコッチを一杯注いだ。

「さあ、話して」ダニエルが私の隣に座ると言った。

「わかった。マッシモが麻薬ビジネスから手を引きたいと言って、私に譲るつもりなんだ」

「ええ、そんな話は聞いたわ」

「実はね、今二人のサプライヤーが私のビジネスを欲しがっているんだ」

「それも理解できるわ」

「昨日、ハンナがいるカルテルの誰かに連絡を取るようサプライヤーに頼んだって言っただろう」

「ええ」

「今日、マッシモのサプライヤーが彼と会って、シナロア・カルテルでハンナを見たと伝えたんだ」

「彼女...