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157話

二日目、マッシモとレイチェルの家にいる。昨日、レイチェルと私は庭を散歩した。二人とも外に出られて、危険の兆候がないことにとても安心した。マッシモはレイチェルに、警備員が家の中にいるように言ったら従うべきだと伝えていた。でも今のところ、何も言われていない。フランチェスカは私たちがきちんと食事と水分を摂るよう気を配っている。このカルテル問題が早く解決しないと、ここで太ってしまいそう。

私はお気に入りの場所、レイチェルが昨日の朝見せてくれた場所で日向ぼっこをしていた。プール、木々、そして川を眺めながら。ここはとても平和で、デイモンもこんな場所に住むことを考えてくれないかしら、と思った。私は全然構わ...