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452話

グリフォンは冷ややかな視線でハーブを見下ろし、まるで「お前はなんて間抜けなんだ」と言っているかのようだった。

その間抜けなハーブは信じられないほど興奮し、ペースを上げて再び前に突進した。

このコースは曲がりくねった険しい山道を横断し、その後トラックに戻って一定区間を走り抜けてからゴールラインに到達する必要があった。

今、彼らは曲がり角を曲がった後、極めて凸凹な山道に入った。バイクに乗り慣れているハーブは、道中の障害物をすべて巧みに避けていった。

彼は着実に山道を上り、グリフォンの黒いバイクを後ろに残し、再びレーストラックに入る準備をしていた。

ハーブがゴールラインに近づこうとしたとき...