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366話

カサーレはロザリーから目を離し、椅子に縛られて動けないアモンに冷たい視線を投げかけた。

「俺は彼女をだまして番にし、お前を怒らせるためにわざとセックスに誘い込んだんだ!」

「お前は本当に引っかかった。お前は狂い始め、ロザリーを苦しめ、俺を狙い始めた…」

「あの時、俺はお前が狂っていくのを知っていたが、それだけでは足りなかった!」

「お前を完全に正気を失わせるために、俺は意図的にロザリーと逃げ出した…」

「彼女がお前を去った時、お前は正気を失った。お前が狂人のように振る舞うのを見て、俺はとても嬉しかった!」

「ヤードレイの群れがお前を見限り、お前の甥を後継者に指名したと知った時、俺は特に喜んだ!...