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326話

ザイド

巨大な黒真珠は放置されていたが、彼が後で取りに戻ってくるのは間違いない。距離があっても、その中を流れる水の魔法の鈍い響きを感じることができた…

ニューアップルへテレポートした後、私たちは低空飛行した。私は姿を隠し、これは隠密行動のはずだった。

「さて、本当に危険な任務の始まりだ」彼は笑みを浮かべた。「私にとってさえも」

「…本当にユリエルの墓に行くの？」私は信じられないという様子で尋ねた。彼は海の中で私にその話をしていたが…死んでいようとなかろうと、あのような存在の領域に入るのは正気の沙汰ではない。

エスカール将軍がどれほど魔法に長けていようとも…私たちのどちらもユニコーンキ...