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65話

「エマ視点」

私は頭から足先まで震えていた。

ローガンを受け入れることは、絵を完成させる失われたパズルのピースを見つけたような感覚だった。

今までで最高の決断だった。

同時に、今までで最も怖い決断でもあった。

私の中の一部はまだ怖がっていた。一部の私は、間違いを犯したと叫び続けていた。

彼の舌が完璧に私の舌を愛撫した。私の体に触れる彼の手は完璧で、もっと欲しいと思った。もっと必要だった。

「二人が仲直りしたのを見るのは嬉しいけど、私のソファーでそれをするのはやめてくれないか」兄の声が聞こえた。

私は突然目を開け、ローガンから飛び降りた。私たちがどこにいるのか忘れていた。私が彼の...