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64話

ローガン視点

胸の中で心臓が激しく鼓動していた。

この会話で彼女に言うことが、彼女が私を受け入れるか拒絶するかを決めることになる。

拒絶されることなど考えられなかった。そんなことは絶対に起こらない。彼女を失うわけにはいかない。絶対に失わない。

彼女は俺のものだ。俺に属している。

彼女が他の男といるところを想像するだけで…

怒りが込み上げ、この家を壊してやりたい気分だった。

いや、絶対にダメだ。どうして他の男に彼女に触れさせられるだろう?どうして他の男に彼女を味わわせられるだろう?どうして他の男に上の階で聞いたような声を聞かせられるだろう?彼女のオーガズムは俺のものだ。彼女の喘ぎ声...