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164話

この新しい自分の姿には多くの好きな点があったけれど、そのひとつは私の性的持久力だった。私たちが朝方まで何度も何度も続けられたなんて信じられなかった。

浴室から出た時、アクセルは飢えた人のように私に駆け寄ってきた。まるで私がフルコースの食事であるかのように。

彼の唇が私の唇を侵略し、奪い取り、私たちの喘ぎ声が部屋中に響き渡った。

視界の端で、アレスがベッドの上に引き出しから何かを取り出すのが見えたけれど、アクセルの手が私の首から体を撫で下ろしていたので、それが何だったのか気にしていなかった。

彼が最終的に私を解放した時、私はすでに浴室でアレスからオーガズムを得たばかりだったのに、濡れて、...