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113話

アレスは私に優しくしなかったけど、それが好きだった。

彼が服を脱いだ瞬間すら気づかなかったけど、私の中を出入りする彼のものと、快感に口を開けて私の目を見つめる彼の表情にもっと集中していた。

指一本動かさなくても伴侶たちを喘がせられることに、何とも力強い感覚を覚えた。

一気に彼は私を四つん這いの姿勢に変え、再び私の中に滑り込んできた。この体位をなぜ今まで知らなかったのだろう。

それは生々しく力強く、それでいて非常に快感に満ちていた。

「ああ、神様、そう!私の中を突くの止めないで」私は恥ずかしげもなく喘いだ。叫びすぎて喉はかすれていた。

「そうだよママ、俺のが全て正しい場所を突いているの...