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82話

ーエモリーー

これで死ぬことってあるのかしら?私、死にそう。ローガンが縛り付けた本来の目的は私を動けなくして静かにさせることだったけど、結果的に感覚遮断状態になってしまった。うつ伏せで尻を突き出した姿勢では、彼が何をしているのか見えない。触れることもできない。むせた悲鳴や喘ぎ声以外の音も出せない。できるのはただ、彼が私にしていることを感じ、その卑猥な言葉を聞くことだけ。こんな風に無力になるのは初めてで、それがあらゆる感覚をどれほど高めるか、私は準備ができていなかった。溺れているようだ。ローガンの舐める動き、吸う感触、そして私の...秘所に吹きかける息が、まるで脳内のアンプに繋がれたかのように...