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409話

「なぜ突然セラフィナと一緒にいるようになったのか不思議に思ったことある?俺はそんなに悪い奴じゃないんだぜ。他人の関係を壊すことに興味はないんだ」とダシエルが口走った。

セシリアは耳を傾け、好奇心と困惑の両方を浮かべていた。

彼女がダシエルについて知っている限り、彼は彼女にどれだけ惹かれていようとも、他人の人生を台無しにするようなタイプではなかった。

「セラフィナがセバスチャンと結婚する前、エバーハート邸の門前に一人の女性が現れたんだ。彼女がどれだけそこにいたのか分からないけど、俺がその日帰ってきたとき、彼女は俺に叫んで、話があると言ったんだ。俺は彼女を知らなかったけど、彼女が俺の名前を知...