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23話

彼らは暇な一日を過ごしていた。実際、ここ数日間ずっと暇だった。このダイナーではそういう日が多かった。ひどい地区にあって、客の約七十パーセントは年配者で、近くには老人ホームもあったから、そもそも客が来ること自体が不思議なくらいだった。

人手を見つけるのも非常に難しかった。ティーンエイジャーたちは長く留まりたがらず、仕事を退屈だと感じていた。それに給料もそれほど良くなかった。ローリが辞めて以来、バーディは新しく雇ったイヴェットに手を焼いていた。その娘は十九歳で、とにかく口が煩かった。バーディがすることや頼むことに何でも文句をつけてきた。そして、いつも遅刻してくる。

バーディは彼女にうんざりして...