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42話

フレイヤの視点

誕生日の夜の後、私はとても体が痛かったけど、気にならなかった。セックスがこんなに気持ちいいものだとは誰が知っていただろう?翌朝、彼はお風呂を沸かして浸かるように言ってくれたけど、もちろんそれはさらに二回愛し合った後のことだった。前の夜、私たちは一晩中ずっと愛し合っていたから、もうこれ以上体が持つとは思えなかった。あの日から三ヶ月が経ち、二週間後に私の戴冠式がある。それには私たちのつがいの儀式の第二部も含まれる。人間の姿ではつがいになったけれど、今度は狼の姿で、そしてライカンの姿でつがいにならなければならない。それで絆が完全に固定されるのだ。

アレックスはならず者の問題でとて...