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111話

終わり!

幸せは様々な形でやってくるものです!

私の場合は、街の小さな売春婦として始まりました。その肩書きを胸を張って受け入れ、なぜそんな生き方を選んだのかを考えもせずにいましたが、でも私はその全てを心から楽しんでいました。

一夜限りの関係から、私に夢中になった人に「あなたに合う人を探して」と言ったり、いとこの大きくて美味しそうなモノを味わったりするまで、これ以上望むことなんてありませんでした。

今では彼のことを「いとこ」と呼ぶのは場違いに感じます。だって、みんな知っているでしょう?彼はもはや私のいとこではないのです。結局、私たちはいとこという関係を超えてしまったのですから。

私は彼の名前を...