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176話

「約束通りに。今、私は完全にあなたのものよ」

彼は柔らかくかすれた声で言った。その声は私の内側に直接火花を散らした。彼が突然私を振り向かせて顔を合わせたとき、目の眠気は一瞬で消え去った。私の唇が開き、小さな息が漏れた。毛布が下がり、裸の胸が露わになる。彼は私がベッドで裸で眠っているのを見て喜んでいた。彼は手を上げ、私の胸を覆っていた髪をどかした。彼の琥珀色の瞳は、私の裸の胸元を見るとき暗く変わった。昨夜、彼はそこを歯で飾り付けていたのだ。彼の目の中の表情を見て、私の乳首は硬くなった。彼は私の左胸を優しく掴み、その感触に私は思わず声を漏らした。

「まさに求めていたものだ」彼は目にまだ喜びの表情...