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7話

ケイレブが私にキスした。

その考えが私の頭の中でぐるぐると回り続けた。

ケイレブが私にキスした。

ケイレブが私にキスしたの!

確かに、その後に起きた出来事で一時的に欲望と混乱は洗い流されたけど、今こうしてコットの上で一人きりになると、彼の力強く探るような唇が私の唇に触れたことを考えずにはいられなかった。

彼は舌も私の口の中に入れてきて、それが今まで自分が感じられるとも思っていなかった感覚の爆発を引き起こした。

彼が私のせいで勃起したことを思い出すと、さらに熱が高まった。私のせいで!

一晩で気温が下がって、寝袋の中で幸せに包まれているはずなのに、この熱に耐えられなかった。今は寝袋の上に横たわって...