義理の兄と取り残されて

24話

ラベンダーの香りがするバスの爽やかさも、三つ編みも長くは続かなかった。グランド・マレーやスペリオル湖北岸が提供する観光スポットを見に行くつもりだったのに、結局私は天井の扇風機を見つめながら、ケイレブに再び激しく愛されていた。まあ、1990年代スタイルの扇風機をじっくり観察する時間はなかったけど。セックスを楽しむのに忙しすぎたから。

もしケイレブと私が新婚旅行に行くことがあれば、それは非現実的なものになるだろう。

私はケイレブの隣で眠っていた。彼の腕が私のお腹の上にかかっていた。幸せな深い眠りについていたとき、ケイレブが震え始め、それから暴れ出した。

「いや...」彼は呻いた。「いや.....