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525話

ジョセフは朝日が空を照らすまでキャシーの側にいた。彼は彼女が二人で共有したベッドの快適さから起き上がるのを見守り、彼女が朝食を終えるまで留まった。そしてようやく彼は仕事に向かうため屋敷を出た。

ロザリンドはキャシーの顔色が良くなったのを見て、からかわずにはいられなかった。「まだジョセフの付き添いが必要みたいね」と彼女は唇に遊び心ある笑みを浮かべて言った。

キャシーの頬はバラ色に染まり、彼女は悔しさに唇を噛んだ。ニーナとローラに対してジョセフが与えた危害に対する恨みがあるにもかかわらず、妊娠中の彼女は彼の世話を求めている自分に気づいていた。

夕方が訪れると、電話の向こうからジョセフの声が響...