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37話

カシー、青ざめた顔で頷いた。「彼は学校で悪い評判を持っていました。いつも女子生徒を嫌がらせし、女子トイレに隠れて覗くこともよくありました。私が彼を嫌っていたのは、貧しいとか醜いからではなく、そういう行動が気持ち悪かったからです。まさか彼がこんなにねじ曲がっているとは思いませんでした」

ノアはため息をついた。「運が悪いときは、あらゆる種類の狂人に出くわすものさ。心配するな。この男はもう二度と日の光を見ることはないだろう」

カシーの乾いた唇が動いたが、声は出なかった。

ジョセフは彼女をちらりと見て尋ねた。「当時ライブ配信されていたらしいが、誰か彼女の顔を見たのか？」

ノアは気まずそうに頷い...