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321話

キャシーは、その厚かましさに鼻を鳴らさずにはいられなかった。彼がまだ彼女に連絡する勇気があるなんて、どういうつもりだろう？

彼女はすぐにそのメッセージを削除したが、驚いたことに、ジョセフはその数分後に別のメッセージを送ってきた—バニーコスチュームを着た彼女の最後のダンスの動画クリップだった。

キャシーは歯を食いしばり、デイビッドの方を向いた。「おばあちゃんに連絡しなきゃいけないことを思い出したわ。送ってもらわなくていいから」

「わかった、戻ったら電話してくれ」デイビッドはそう言って彼女が立ち去るのを見送った。彼の端正な顔が突然厳しい表情に曇った。

10分後、キャシーは路肩に停まっている...