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第1758章ザ・プライス

マックスは愕然とした。「契約を打ち切るって……？」

「当然だ」ルーカスは氷のように冷たく答えた。「彼女の評判は地に落ち、新人以下の稼ぎしかない。置いておく理由がないだろう」

「容赦ないな……」マックスは息を呑んだ。ルーカスがバーニスに厳しいのは知っていたが、これは次元が違う。ましてや、彼は彼女と関係を持っていたのだ。

「自業自得だ」ルーカスは肩をすくめた。「契約を打ち切るのが最善策だ。さもなければ、彼女を無理に返り咲かせようとして金とリソースを無駄にするだけになる。それに、社内には落ち目の人間を蹴落とすのが好きな連中もいる。特にサラだ。バーニスが会社に残ったら、あいつが何を仕出かすか分か...