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1618話

キャシーは顔を上げ、ジョセフの優しい目を見つめ、心が甘さで溢れていた。

ジョセフはキャシーの蜂蜜色の瞳を見下ろし、思わず彼女の唇にキスをした。

「あなたたち二人、見てられないわ」ローラは目を手で覆いながら言った。

「まぁまぁ、あなたはもう独身じゃないじゃない」キャシーは茶化した。

そのとき、ヨットの後ろから騒がしい音が聞こえてきた。少しして、デレクが白いシャツと黒いパンツを着て入ってきた。若々しくハンサムな顔と相まって、彼は信じられないほど颯爽としていた。

なぜか、ローラは今日のデレクが特にハンサムに見えた。先ほどルーカスがとても格好良いと思っていたが、デレクにはジョセフやルーカスが...