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1388話

ローラは鼻を鳴らした。「つまり、あなたは私と一夜を過ごしたいだけなの?」

マイケルは片眉を上げた。「俺の持ってるもので、どんな女とでも付き合えるけど、欲しいのはお前だけだ」

ローラは不意をつかれ、口を開いて話そうとした。

マイケルは彼女の言葉を遮った。「そんな浅はかだと思わないでくれ。もしそうなら、初めての相手にお前を選んだりしない」

「私もよ」ローラは小声でつぶやいた。

しかし彼の言葉を聞いて、ローラは少し揺らぎ始めた。

確かに、彼が自分のことを好きでなければ、わざわざ嘘をつく必要はないよね?

彼女が拒絶していないのを見て、マイケルは興奮した。彼は身を乗り出して何度も彼女の唇に...