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1356話

「これは正気じゃない」キャシーは顔を赤らめ、考えた。『こんな狂ったことをどうしてしたんだろう?私はそんなにセックスに飢えているわけじゃない。確かに、ジョセフの病気で時々物足りないけど、私にはそれ以上の自制心があるはずだわ。』

「信じてくれないなら、誓ってもいい」

「もういい」キャシーは彼の言葉を遮り、かろうじて冷静さを保っていた。「たとえ私が前に押しのけなかったとしても、それは眠っていたからよ。意識がなかったの。目が覚めたとき、動くように言ったのに、あなたは動かなかった」

ジョセフは唇を引き締め、彼女に深い眼差しを向けた。「我慢できなかったんだ、キャシー。君は魅力的すぎる。僕はただの男だ...