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1056話

キャシーは考えた。「デイビッドはこの強い匂いを気にしないのかしら？」

彼女はその匂いが好きではなく、デイビッドがどんどん下品になっていくように感じていた。

「キャシー、僕は甘いものが苦手だってわかるだろう」とデイビッドは躊躇いがちに言った。

「いいじゃない！あなたのために買ってきたのよ」キャシーは怒ったふりをした。「私があなたに会いに来るなんて珍しいでしょう」

「わかったよ、君が買ってくれたんだから、飲まないとね」デイビッドはすぐにお世辞を言うように甘いミルクティーを手に取り、二口飲んだ。「美味しいよ。ハニー、ありがとう」

彼は彼女を「ハニー」と呼び続け、キャシーが反対しないのを見て...