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63話

私が神聖な力を体から流し、カトリーナに向かって送り出すと、彼女の盾が変化し始めるのを驚きながら見つめていた。彼女の体が神聖な力を呼び起こし、自らを守っている。私の魔法は彼女の盾に触れることさえできずに蒸発してしまう。今起きたことに魅了され、私は再び魔法の球をカトリーナに向かって放つ。今度は大地から直接力を引き出したが、再び彼女の盾が変化し、水の親和性を呼び起こして彼女を守る。大地の魔法に祝福された力は洗い流され、彼女を攻撃することすらできない。

「カトリーナ、あなたの盾の技は見事だね。盾を展開した後でその魔法の性質を変えられる人に出会ったことがない」

「それは私が四つの天の王国の後継者た...