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53話

シェルビー

私は息を整えようと仰向けに寝返りを打ち、夫が隣で荒い息をしているのを聞きながら天井を見つめる。

私は夫が落ち着いて呼吸を整えるのを待ち、自分のナイトガウンを下ろす。結婚して暫く経った今、私がいつもローズに話しているような変わった可愛らしいことはあまりしなくなった。今はもう、私が彼に飛びかかるか、彼が私の気が向くまで数日間ほのめかし続けるかして、それから10分ほど身をよじらせた後に彼が終わる、という感じだ。

今日のように、時々私も達するけど、それは私が上になっていて、彼の指が私のマウスをダブルクリックする助けがあったからだけど…。

「さて」私は月明かりの中で見えるアダムの端...