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368話

オードリーはフランシスの冷血な態度に唖然とし、声を詰まらせた。「フランシス、でも...」

「でもも何もない」フランシスの声は氷のように冷たく平坦だった。「オードリー、もしヘルナンデスグループが危機すら対処できないなら、危機管理センターを誰が運営するべきか再考する時かもしれないな」

「私は...」オードリーが言葉を挟もうとしたが、フランシスは遮った。「以上だ」

彼は一瞬の迷いもなく電話を切った。

しばらくして、ヴィクターが入ってきて、ハーパーが無事に帰宅したことを伝えた。

フランシスはしばらく黙っていてから言った。「フェリックスの病気について何か怪しい点がないか調べろ」

オードリーの...