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351話

フランシスは彼女の手を自分の腹筋に導き、軽く押し付けた。それは固く、温かく感じられた。

その熱がハーパーの顔に放射された。

そこで止まらず、彼は彼女の手をさらに下へ、Vラインに沿って動かした。

ハーパーの目が大きく見開かれ、我に返って手を引っ込め、顔が真っ赤になった。「何をしてるの?恥というものがないの?」

「変態」と彼女は声を変えることを忘れて、思わず口走った。

フランシスはニヤリと笑った。「その欲望に満ちた目で見るから、触りたいんだと思った」

「誰がそんなこと言ったの、この変態!セクハラで訴えてやる!」

フランシスは眉を上げた。「じゃあ、医療スタッフになりすました罪で訴えるこ...