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281話

ロバートの声は異常にかすれていて、何日も話していなかったかのようだった。

クインは泣き叫び始めた。「ロバート、薬をくれないの。顔がとても痛くて、腐って膿んでいるような感じがするわ。お願い、医者に連れて行って。私、死にそう」

クインは自分の上半身の火傷した部分がすでに腐敗していることに気づいていなかった。医者ができることは単に壊死した組織を切除するだけだった。

その部分はくぼんで穴だらけになるだろう。彼女の顔はもう助けようがなかった。

助けようがないというだけでなく、恐ろしい醜形だった。

ロバートは彼女を見るのも耐えられなかった。

「死にそうなのか?」と彼は尋ねた。

クインは必死に...