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850話

ハンナはワイアットが指定した病院にチャールズを連れて行った。病院は会社の近くにあったため、彼らはすぐに到着した。

病院に着くころには、チャールズの熱はさらに悪化しており、すでに錯乱状態だった。

ハンナは病院の待合室のベンチに彼を座らせ、受付に向かった。

月曜日で、病院は患者であふれていた。

彼女は長い間列に並び、ようやく受付を済ませた。

受付の後も、診察室の前でさらに順番を待った。

そこは患者でいっぱいだった。

ハンナは不安を感じ、病院の売店でマスクを二つ購入し、チャールズと自分のために一つずつ用意した。

表示画面の人数を見て、ハンナはワイアットに電話して順番を早めてもらうべき...